メインコンテンツにスキップ

ベビーカーはいつまで使うのか|ブランド名の記載がある出品は中央値が2.6倍

ブランド名の記載がある出品は中央値が2.6倍

ベビーカーは、ベビー用品のなかでもいちばん取引が多い品目です。キャロットで成立した取引を調べたところ、ベビーゲートやチャイルドシートを上回っていました。

数が多いということは、売る人も買う人も多いということです。使い終わる人が次々に出て、必要になる人が次々に現れる。そういう品目です。

玄関に立てて置かれた折りたたみ式のベビーカーと、子どもの小さな靴

ブランド名の記載がある出品は、中央値が2.6倍

出品タイトルにブランド名があるかどうかで、ベビーカーの中央値が2.6倍違うことを示した図

今回の集計でいちばんはっきり出たのがこれです。

出品のタイトルにブランド名の記載がある出品群は、ない出品群より中央値が2.6倍高くなっていました(¥3,500と¥1,350)。0円で譲られる割合も、記載がある出品群のほうが低くなっています。

これは成立した取引を群ごとに比べたもので、ブランド名を書けば値段が上がるという意味ではありません。もともと価格帯の高い製品にブランド名が書かれやすい、という面もあります。

ベビー用品4品目を同じ方法で調べましたが、この差がいちばん大きかったのがベビーカーです。(参考までに、ベビーゲートは記載の有無で中央値が変わりませんでした)

それでも書いておく意味はあります。ベビーカーは重さ、折りたたんだときの大きさ、タイヤの動き、対面にできるかどうかなど、製品ごとに性格がかなり違います。ブランドと型番が分かれば、メーカーのサイトで仕様を調べられるため、買う側は判断しやすくなります。

手放すときは、メーカー名と型番をタイトルに入れてください。 これだけで伝わる情報量が変わります。

A型とB型は、使い始められる時期が違います

A型とB型のベビーカーを写真で比較した図。A型は背もたれがほぼ水平まで倒れ、タイヤが大きく重め。B型は背もたれが立ち気味で、タイヤが小さく軽い

ベビーカーは大きく2つに分かれます。

  • A型:背もたれが大きく倒れて、赤ちゃんを寝かせた状態で乗せられるもの。生後1か月頃から使える製品と、首がすわる生後4か月頃から使える製品があります。作りがしっかりしているぶん、重くなりがちです

  • B型:おすわりができる生後7か月頃から使うもの。背もたれは立ち気味で、軽くコンパクトに畳めます

SG基準ではA型・B型のどちらも対象は最長48か月までとされていますが、上限は製品ごとに決まっています。説明書か、メーカーのサイトで確認してください。

最初にA型を買い、動きが活発になってからB型に買い替える家庭が多くあります。この買い替えが、中古市場が動く理由のひとつです。A型はまだ使える状態で手放されることが多く、状態の良いものが出回りやすくなります。

「バギー」と呼ばれるものは、B型よりさらに軽量で簡易な作りのものを指すことが多い呼び方です。

なお、A型かB型かはタイトルに書かれていないことが多く、見落とされがちです。探している側は使い始める時期で選ぶので、書いておくと伝わりやすくなります。

いつまで使うのか

明確な終わりがある品目ではありません。歩けるようになっても、長い距離や荷物の多い日には使います。一般には3歳前後まで使う家庭が多く、製品ごとに対象年齢と体重の上限が決められています。

判断の目安になるのは、次のような場面です。

  • 自分で歩きたがってベビーカーに乗らなくなった

  • 体重が製品の上限に近づいた

  • 荷物入れとして使うことのほうが多くなった

いずれにしても、使い終わる日は必ず来ます。大きくて場所を取るため、使わなくなったあとに困りやすい品目でもあります。

中古で選ぶときに確認すること

1. たたんだときの大きさと重さ

玄関に置けるか、車のトランクに入るか、階段で持ち上げられるか。毎日のことなので、ここが合わないと使わなくなります。型番が分かればメーカーのサイトで寸法を確認できます。

2. タイヤの状態

いちばん消耗する部分です。押したときにまっすぐ進むか、ガタつきがないかを、その場で確認できると安心です。

3. シートベルトとロックの動作

安全に直結する部分です。シートベルト(股ベルトを含む)のバックルが確実に留まるか、折りたたみのロックとブレーキがきちんとかかるか。その場で実際に動かして確かめてください。

4. シートが洗えるか

食べこぼしや汗で汚れます。カバーが取り外して洗えるかどうかを確認してください。

5. 付属品

レインカバー、ドリンクホルダー、フック、説明書など。あとから買い足すと意外に費用がかかります。

なお、ハンドルへの荷物掛けを禁止しているベビーカーもあります。フックの耐荷重だけで判断せず、ベビーカー本体の取扱説明書で使用可否と条件を確認してください。荷物の掛けすぎは、後ろへの転倒につながります。

実際、付属品まで丁寧に伝えている出品者の方がいました。

付属品等の説明もURL付きや現状を細かくお伝えしてくださり、とても助かりました。 (ベビーカーを購入した買い手の方・2026年3月)

中古で買うときは、型番・製造時期・破損や修理の有無もあわせて確認し、メーカーや消費者庁のリコール情報も確認してください。

押してみてから決められます

ベビーカーは、押したときの感覚が製品によってかなり違います。写真では分からない部分なので、実物を見られるかどうかは大きな差になります。

キャロットは近所の方と直接会って受け渡すため、その場で確認できます。大きな荷物ですが、送料がかからないのもこの品目では効いてきます。

きれいにクリーニングしてくださり、このまますぐに使わせていただけます。 使い方も丁寧に教えてくださって、嬉しかったです。 (ベビーカーを購入した買い手の方・2026年8月)

大きな品物を運んでいただき、感謝の念に堪えません。 (ベビーカーを購入した買い手の方・2026年4月)

使い方も詳しく教えてくださり、譲ってもらってすぐに使用しましたが、 使い勝手がとても良くこれからたくさん使わせていただきます。 (ベビーカーを購入した買い手の方・2026年6月)

2人乗りのような、店頭ではあまり見かけないものが出ていることもあります。

大切に使っていたダブルベビーカーが、 これから兄弟で一緒にたくさんの冒険をするご家族のもとへ行くことができて、とても嬉しく思っています。 (ベビーカーを譲った売り手の方・2026年8月)

出品するときに書いておくとよいこと

  • メーカー名と型番。これがいちばん効きます

  • A型かB型か

  • たたんだときの大きさと重さ(型番があれば省略可)

  • 付属品の有無(レインカバー、説明書など)

  • シートを洗ったかどうか

まとめ

  • ベビーカーはベビー用品でいちばん取引が多い。買い替えで市場が動いている

  • ブランド名の記載がある出品群は中央値が2.6倍高かった。4品目で最大の差

  • A型は生後1か月頃または首すわり以降、B型はおすわり以降から。SG基準ではどちらも最長48か月までで、上限は製品ごと

  • 中古で選ぶときは、たたんだ大きさ・タイヤ・シートベルトとロック・洗えるか・付属品・リコール情報を確認する

  • ハンドルへの荷物掛けは、本体の説明書で使用可否を確認する

  • 押した感覚は製品で違う。対面で受け渡す取引なら、その場で確かめられる

出典

関連記事

ほかのベビー用品の相場は出産準備リスト|使う期間で分けると、新品で買うものは意外と少ないにまとめています。同じ時期に使うものとしては抱っこ紐はいつまで使えるのかとチャイルドシートは何歳まで必要かもご覧ください。

保育園に入ってからそろえるものは保育園の入園準備リスト【0〜2歳児】にまとめました。