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マッサージチェアは70kgを超えると区で回収できません

マッサージチェアは70kgを超えると区で回収できません

マッサージチェアの処分で最初に確かめるべきなのは、価格でもサイズでもなく重量です。杉並区の場合、粗大ごみは重さで400円から3,200円に分かれますが、70kgを超えるものは申し込めません

ハイエンドの大型機はこの線を超えることがあります。つまり「お金を払えば捨てられる」とは限らない品目です。この記事では、重量別の費用と、運び出しをどうするかを解説します。

リビングに置かれた大型のマッサージチェア。粗大ごみは重量で400円から3,200円

※写真はイメージです


料金は重量で5段階。そして70kgの壁

品目別の金額を公開している杉並区では、マッサージ機は重さで金額が決まります(最大辺が30cmを超える場合)。

  • 10kg未満:400円
  • 10kg超20kg未満:900円
  • 20kg超30kg未満:1,300円
  • 30kg超50kg未満:2,300円
  • 50kg超70kg以下:3,200円
  • 70kg超:申し込めません。管轄の清掃事務所への問い合わせが必要です

ここがこの品目のやっかいなところです。リクライニングする大型のマッサージチェアは、50kgから70kg前後のものが多く、ハイエンド機は70kgを超えることもあります。超えていれば、通常の粗大ごみとしては出せません。

まずやるべきなのは、型番を控えてメーカーのサイトで本体重量を調べることです。本体の裏や側面に銘板シールが貼られていることもあります。重さが分からないまま申し込むと、当日に収集してもらえないことがあります。

なお、クッション型やフットマッサージャーなどの小型なら、最大辺が30cm以下で不燃ごみになります。30cmを超えていても10kg未満なら400円です。この辺りは大型とは難易度がまったく違います。

粗大ごみの手順は「申し込み → 金額の確定 → 処理券を購入 → 指定日に出す」の順です。地域別の詳しい出し方は「世田谷区の不用品ガイド」「杉並区の不用品ガイド」をご覧ください。


もう一つの壁は、部屋から出せるか

マッサージチェアの側面と銘板シール。型番と本体重量を確認する

※写真はイメージです

重量の次に控えているのが、搬出です。マッサージチェアは幅も1メートル前後あり、リクライニングする分奥行きもあります。搬入したときは業者がやってくれたとしても、手放すときは自分で手配することになります。

確かめておきたいのは次の点です。

  • 部屋の入口を通るか:搬入時に分解している場合、そのままでは出せません
  • 背もたれが外せるか:外せるタイプなら、幅も重さも大幅に減ります
  • キャスターが付いているか:平らな場所なら押して動かせます。段差は別問題です
  • 階段かエレベーターか:階段しかない場合、大人2人でも危険なことがあります

この「運び出しが大変」という点は、ご近所で手放すときにはむしろ都合がいいです。宅配で送るなら大型家具の扱いで送料がかさみますが、近所の相手なら車で取りに来てもらえます。買う側も搬入を前提に検討しているので、話が早いのです。


大型と小型で、相場は3倍違います

地域のフリマアプリ「キャロット」で成立した取引を見ると、同じマッサージ機器でも大きく分かれました(2024年8月〜2026年7月の2年間)。

  • 大型のマッサージチェア:0円(譲ります)は約2割半。有償の場合は中央値で約3,000円
  • クッション型・部位用の小型:0円は約2割半。有償の場合は中央値で約1,000円

両方とも、上位には2万円前後で成立した取引もあります。状態のよいものは、大型でも小型でもそれなりの金額で動いています

大型の場合、粗大ごみなら2,300円から3,200円の支出です。一方で売れれば数千円の収入。そして70kgを超えるなら、そもそも区では出せません。この品目で手放す先を探す価値は、金額だけではないところにあります。


実際に手放した人・受け取った人の声

ご近所さんとマッサージチェアを受け渡す様子。重いので対面取引が向く

※写真はイメージです

キャロットでマッサージ機器を取引した方の声を紹介します(一部、読みやすさのために整えています)。

とてもよいお品をお譲りいただきましてありがとうございました。お約束の時間に余裕を持ってお待ちいただき、お品の説明や梱包も丁寧に、また持ちやすいようにお心遣いいただき、心より感謝申し上げます。 ── フットマッサージャーを0円で譲り受けた買い手の方
初連絡の時から、終始丁寧で親切に対応していただきありがとうございました。今まさにお譲りいただいたマッサージ器を使用させていただいておりますが、とても気持ち良いです。 ── マッサージクッションを500円で購入した買い手の方
この度は超ハイスピードでスムーズなご対応ありがとうございました。写真付きのレビューは嬉しいです。リラックスしていただけると幸いです。 ── フットマッサージャーを4,500円で売った売り手の方

1件目の「持ちやすいようにお心遣いいただき」は、重いものを渡すときならではの一言です。このカテゴリは、受け取ったあとに相手が自宅まで運ぶところまでが取引です。


出品前にやっておきたい5つのこと

  • 型番と本体重量を調べて書く:買う側は搬入できるかを見ています。粗大ごみに切り替えるときにも必要な数字です
  • 3辺の寸法を書く:幅だけでなく、倒したときの奥行きも伝えると親切です
  • 背もたれが外せるか書く:外せるなら搬出のハードルが一気に下がります
  • 全機能を動かして確かめる:もみ玉の動きやリクライニングを一通り。不具合があれば必ず書いてください
  • 搬出の条件を先に伝える:「2階から、エレベーターなし」など。後からもめないために必須です

特に最後の一つは大事です。「取りに行ったら運べなかった」は、この品目でもっとも起きやすいすれ違いです。人手が必要なことも含めて、先に書いておくほうがお互いのためです。

いまご近所でどんな家電が出品されているかは、例えば世田谷区の中古家電一覧のように、アプリを入れなくてもWebで見られます。


よくある質問

Q. 重量が分からないときは?

本体の裏や側面の銘板シールを見るか、型番を控えてメーカーのサイトで確認してください。重さで金額が変わるだけでなく、70kgを超えると申し込み自体ができなくなります。

Q. 70kgを超えていたらどうしますか?

杉並区は「70kgを超えるものはお申し込みできません。管轄の清掃事務所にお問合せください」と案内しています。まずは清掃事務所に相談してください。同時に、引き取り手を探す選択肢も検討する価値があります。

Q. クッション型も粗大ごみですか?

杉並区では最大辺が30cm以下なら不燃ごみになります。30cmを超えていても10kg未満なら400円です。大型とは手間が全く違います。

Q. 古いマッサージチェアでも売れますか?

全機能が動けば需要はあります。ただしもみ玉が動かない・リクライニングが戻らないといった不具合は必ず書いてください。重いものを運んだあとで発覚すると、お互いに困ります。

Q. 運び出しは手伝ったほうがいいですか?

重量物なので、人手が必要かどうかを出品時に伝えておくのが安全です。無理な体勢で持ち上げると怪我の原因になります。受け渡しの方法も含めて、事前に相談しておくと安心です。


📌 まとめ

マッサージチェアの粗大ごみは、杉並区の例で重量で5段階、400円から3,200円。そして70kgを超えるものは申し込めません。ハイエンドの大型機はこの線を超えることがあるので、まず型番を控えて重量を調べるのが最初の一歩です。

もう一つの壁は搬出です。幅も1メートル前後あり、背もたれが外せるか、キャスターが付いているかで難易度が変わります。この「重い・大きい」という性質は、ご近所で手放すときにはむしろ都合がいいです。相手が車で取りに来てくれ、搬入を前提に検討しているからです。

大型の取引は中央値で約3,000円。粗大ごみ代との差もありますが、70kgを超えるなら「捨てる」選択肢そのものが限られます。重量を調べて、引き取り手を探すところから始めてみてください。

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